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新幹線”こだま”にも役割がある(2017/08/01)

私は、この病院が開院以来勤務しており、かれこれ54か月になります。

勤務先が変更になってから、それまでの車を使った通勤から、新幹線“こだま”を利用して

通勤しております。自分が住んでいる山口市内から新山口駅にいき、そして、“こだま”に

乗車して一駅隣の徳山駅におります。

駅の新幹線のプラットフォームに行くと、いろいろな新幹線を観る機会があります。

“のぞみ”、“ひかり”、“こだま”、そして、九州新幹線が開業してからは、“さくら”等々。

私は、実は、以前は“こだま”をたいして評価していませんでした。スピードが速く、

かつ、先頭車両のスマートな形状の“のぞみ”に比べて、どちらかというと、

スピードもやや遅く、先頭車両の形状もまん丸く見栄えの良くない印象の“こだま”は各駅停車で

あり、“鈍行”の印象がありました。

ところが、この54か月、自分の通勤の足としての新幹線“こだま”を考えると、

新山口駅―徳山駅間の一駅間の乗車でわかったことは、“各駅停車”も大事だということです。

移動手段としての新幹線を考えると、早く遠くに行きたい!という乗客と共に、

比較的近距離でも利用したい・という需要も多いのではないか・ということに気づきました。

つきるところ、時間と距離の関係ですが、新幹線の種類により、それぞれの役割が

あるのかな・と。そのように考えていくと、人や物についても同じようなことが言えるのでは

ないかと思いました。人は職場において、それぞれの立場で職務をこなしています。仕事内容が、

即決・即断が求められる部署もあれば、連日、同じような内容・出来事の繰り返しで、ある意味、

単調な内容の部署もあります。職場という“連合体”は、上記のようないろいろな役割を担った

メンバー・部署の集まりで成り立っているのかなと思います。それぞれがそれぞれの役割を

果たしつつ、職場に貢献することが、その職場の健全な成長・発展を促していくと考えられます。

私は、これからも、この職場で働いている限り、新幹線“こだま”を利用させていただいて、

そして、院内での自分の役割を果たしていきたいと思います。

 2枚の写真について

 

    

724日朝、停電事故により山陽新幹線の博多ー広島間が一時利用できなくなりました。

同日朝、新山口駅のホームで約1時間20分遅れの上りの新幹線を待っていたところ、

反対側の下りで、新幹線“こだま”が「逆走」してきました。???。そして、乗客が降りて、

しばらくして、この“こだま”は下関方面に出発しました。

“非常時?”にはこういったこともあるのかな・と眺めていました。

写真は、新山口駅の下りのホームに停車している“逆走”してきた新幹線“こだま”です。

(医局)